【開催報告】たまり醤油を楽しむ会@たまりや山川醸造
「一番搾りのお土産付!たまり醤油を楽しむ会」を開催しました。
岐阜をこよなく愛す「岐阜OYA-KO共育委員会」代表の上松恵子さんと共催で。
彼女のお陰で、午前・午後ともに満員の申し込みをいただきました~!
イベント開催のきっかけ&メリット
まず、今回のイベントを開催することになった経緯から。
山川醸造さん自体、個人向けのイベントを積極的に開催しています。
そのイベントを見学させていただいた際、蔵の様子や醤油に対する思いなどに感動しました。
ただ、もっとここを強みとしてアピールするのが良いのではないか…などなど、私からすると少しもったいない気がしたんです。
そんな中、上松さんと知り合い、岐阜の企業をもっと元気にしたい!岐阜に住むママたちに岐阜の良さをもっと感じてほしい!という思いを聞き、一緒に山川さんでのイベントを提案させていただくことになりました。
また、年々醤油の出荷量が減少する中、たまり醤油の減少は他の醤油に比べ大幅に落ちています。
その量を増やしていくためには、やはり地元の方々に知って使っていただくことです。
良さを知ったら使いたい!っていう人はたくさんいるはず!
良かったことは、第3者が入ってイベントを企画し募集をかけたことで、また別の層の方を集めることができたこと。
そして、私たちが同じ消費者目線で参加者へフォローできるのは、参加者により山川さんの良さを伝えることができたことです。
イベント内容
今回は、私から醤油のこと、たまり醤油とこいくち醤油の違い、木桶のことなどを少々。
その後、山川さんより、たまり醤油の詳しい作り方やこだわりなどを聞きながら、蔵をめぐります。
皆さん真剣です!
たまり醤油の特徴の1つ、木桶の下の方に栓がついています。
熟成が終わると、まずここから醤油を出します。これが一番搾り。
その様子を見学します。
こんな素敵なところも激写。
桶の中も見させていただきました!
たまり醤油は、「汲みかけ」という方法で桶の中の循環をします。
その様子を見学しました。
そして、一番搾りがすべて出た後に残ったもろみを搾っていく工程の見学です。
搾りたても味見させていただきましたが、とってもおいしかった~♪
そしてそうめんや漬物、トーストの味見などをした後は、お持ち帰りの醤油を詰めます。
(私からは、醤油5種類の味見を用意しました♪)
詰め替えができる、密閉容器を用意してくださいました!
予定では100mlでしたが、山川さんのご厚意でなんと200ml!
しかも岐阜市産の大豆を使用した「長良」という商品の一番搾りです。
お子様連れの方も沢山参加してくだいました!
参加者からの感想
参加したかたより、
・たまり醤油をどう使ったら良いかわからなかったけれど、おいしいことがわかってこれから活用していきたい
・塩分が強いイメージがあったけれど、とってもまろやかでこいくちよりもしょっぱくなかった
・山川さんの思いを知ることができて感動した
・岐阜にこんなにステキなところがあるなんてすごく誇りに思う
・木桶で仕込む大変さを知ることができた …などなど
たくさんの感想をいただくことができました。
また、各自SNSなどにもUPしてくださったので、参加していない方々にも認知が広がったと思います。
これで終わりにしない…
ママたちのイベントって、終わったらそれで終了!ってことが多いですが、それだとそこからつながらないことも多いです。
このイベントはちょっとしたきっかけです。
参加した方々を「たまりや山川醸造を楽しむ会」というグループに招待させていただき、そこでたまり醤油をどのように活用したのか投稿していただくことで皆さんでより楽しんで使っていただけるような仕組みを作りました。
また、これから開催報告書も提出し、反省&今後へどのようにつなげるかなど、また山川さんと話していきたいと考えています。
知れば使いたい調味料はたくさんあるはず!
今回のイベントを開催したことで、こだわって作っているけれどなかなか認知されていない、消費者へPRが難しい…と考えているメーカーさんのお手伝いできることはたくさんある!と感じました。
きっとうまく伝われば、広がっていくものはたくさんあります。
私のような第3者が伝えることで、より柔らかくPR可能だし、良さもより伝わります。
これから少しずつそのような企画にも取り組んでいきたいです。
私にとっても大きなきっかけになったイベントでした。
山川さん、上松さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!