味噌造り教室を開催する難しさ
寒くなってきました!味噌の仕込みを考える時期です。
発酵ブームもあって、味噌を自分で作る方も増えてきましたね。
SNSでも教室の募集を目にしますし、
味噌づくり教室に参加した~というような投稿も、これから寒くなるにつれ増えてくることでしょう。
講師をするようになった経緯
私自身、味噌造り教室を4年前からしています。
もともとは、10年ほど前、知り合いの味噌屋さんを講師に、味噌造り教室を主催していました。
各回10名ほどの参加で、10回ほど企画したかと思います。
それから数年たった頃、味噌屋さんが辞められることを知り、その前にづくり方を1から学び、機材を受け継ぎ、私自身が講師となってお伝えするようになりました。
1シーズン10回ぐらい開催し、約5名前後の参加で、4年間。
合計200名ほどの人に参加していただきました。
内容が違いますが、子ども向け、親子向けの教室も1回10~12名、10回程度開催で100名以上の人に参加していただきました。
これまでたくさんの方に喜んでいただけましたが、
講師として準備&お伝えするときには、ホントに沢山のことを考えないといけません。
なので私からすると、アチコチで味噌造りの教室を見かけるけれど、その難しさをどれぐらいわかってやっているのだろうか…と感じたりします。
味噌造りの難しいところ
味噌造りをすること、教えることの難しいところは、
・数ヶ月熟成させるので、おいしく出来上がるかわからない
・塩によって塩分濃度が変わる
・どこまで材料をこだわるべきか
・伝えた作り方の味噌が、参加者にとっておいしい味噌とは限らない
・カビが生えてしまうと、嫌がる方がいる
・準備が大変な割に、利益が少ない などなど、色んな問題があります。
なので、私自身も、出来上がりの時期あたりは、皆さんおいしくできたのかしら…と不安になることも多々。
ただ、また来シーズンに参加してくださる方がいると、一安心するって感じです。
なので、今まで私が考えてきたこと、準備をどのようにしてきたのかなどを皆さんへお伝えする講座を企画しました。
講座内容
この辺り考えて準備をしていけば、ステキな教室になると思うし、個人で作る場合にも自分に合った味噌を作ることができるようになると思います。
・味噌の効能
・大豆と麹の配合について
・麹の選び方
・塩の選び方・塩分の計算方法
・味噌の作り方
・熟成の仕方、カビ対策
・講座を開催する時に準備するものや料金の決め方、注意点 などです。
そして私が教室で作っている、30割の米味噌・麦味噌の分量&作り方もお伝えします。
去年、臨月のお腹で開催した時の様子。
これから教室をしてみたい!という人だけでなく、
1人でも作れるようになりたいという人にもオススメです。
尚、東京と名古屋で開催しますが、
東京は、通信教育「食学調味料講座」の受講生のみ、造る工程は画像を見ながらお伝えします。
名古屋は、だれでも参加可能です。デモンストレーションで味噌もその場で作ります。(持ち帰りはありません)
以前暮らしていた福岡でも何度か依頼をいただき、開催していた講座です。
通信教育を出している国際食学協会より、内容が素晴らしい!ということで、
東京では受講生のみのパワーアップ講座として企画することになりました。
ただ、名古屋ではだれでも参加可能ですので、この機会にぜひ!
※この時期を逃すと、次は来シーズンになる可能性がありますので、お気をつけください。
【東京】12/1(金)11:00~12:30 (通信教育受講生限定)
IFCA【国際食学協会】 | おいしい食学セミナーのお知らせ
【名古屋】12/5(火)10:00~12:00(どなたでも参加OK)
https://www.facebook.com/events/134428480535773/
お待ちしています♪