【米酢と穀物酢の使いわけ】TV「この差って何ですか?」にて
今日TBSの番組『この差って何ですか?』にて、
米酢と穀物酢の使い分けについて触れていました。
そもそも、2種類も持ってない~って方がほとんどだと思いますが、
せっかくなので、私の見解も含め、ご紹介します!
そもそも米酢と穀物酢の違いって?
米酢は名前の通り、お米が原料です。
そして穀物酢は、トウモロコシ、小麦、サトウキビなどの穀物を原料としています。
お米も穀物の1つですが、その使用量が一定の基準以上使用されていれば『米酢』となります。
その中でも、100%お米だけを使用して作っている酢は『純米酢』と明記できます。
(明記していないものもあるので、原材料で判断するのが良いでしょう。)
一般的なスーパーで見てみると、米酢の方が、穀物酢よりも高いかと思います。
(TVではおよそ100円高いと伝えていました。)
ではどのように使い分けをするとよいの?
テレビでは。。。
米酢・・・生食用
穀物酢・・・加熱用
それはなぜかというと、
米酢と穀物酢では、酢の香りが違い、米酢の方が香りが強い。
酢の香りを生かすのには、生食で使用するのが良い。
そして加熱調理には香りが弱くて安価な穀物酢を使用しても、
もともと香りが飛んでしまうので、
わざわざ高い米酢を使わなくてもいいのではないか?
そんな感じでした。
この辺りは、調味料の本などに書かれてるものもあります。
私も実際、調味料の資格を取るときにもこのように勉強しました。
香りの強さは米酢の方かもしれませんが、
ツンとした香りが強いのは穀物酢、まろやかなのは米酢だと思います。
穀物酢のツンとした香りが苦手…という方は加熱で使うか、最初から米酢を使うのが良いのではないでしょうか。
ちなみに、酢っていくつ持ってますか?
皆さんは使い分け、してますか?
よく耳にするのは、
漬物が作れたり、すし飯が作れる「調味酢」などはよく使うけど…
「酢」って、全然減らないんですよね。
ましてや米酢、穀物酢の使い分け?してない、してない~
あ、飲む酢は時々飲んだりします♪
こんな感じ。かな⁈
なので、一般家庭では米酢・穀物酢の使い分けをしている人も少ないんじゃないかな。。。
テレビのゲストも、街角インタビューも使い分けしてない方がほとんどでした。
ちなみに私は、今、どのような酢を持っているのか、写真を撮ってみました!
左から…
・庄分酢の有機すし酢のビンに入った、自家製すし酢(笑)
・坂元の黒酢 ⇒ 飲むため
・庄分酢の10年熟成させた玄米酢(黒酢) ⇒主に料理の隠し味
・バルサミコ酢 ⇒ 主にサラダのドレッシング
・加計呂麻島で作られたきび酢 ⇒ 通常の料理全般
・名古屋のこだわりスーパー旬楽膳の純米酢
・トリイソースのなしの飲む酢 ⇒ 飲むために
この中で、穀物酢に該当するのは、きび酢です。
サトウキビが原料なので。
きび酢は、通常スーパーに売っている穀物酢とは違い、
ミネラルの含有量がとても多く、
甘くはないけれど、砂糖の甘い香りがするので、
砂糖などと合わせるときに、砂糖の使用量も減らすことができます。
私は結構好き。
なので、純米酢ときび酢を通常使いの酢としています。
私の見解は…?
一般的に、スーパーにある安価な穀物酢は、小麦やトウモロコシ、酒かす(米)などが原料となり、遺伝子組み換え、農薬などの問題が考えられます。
なので、安心・安全の観点から、一般的な穀物酢を選んで使い分けするなら、
お米100%で作られている純米酢1本でどの料理でも使ってほしい!です。
そうはいっても、お米だって…と思う方は、
どこのお米を使っているのか明記してあるとか、
このメーカーなら信用できるかな、ってところを見つけてみてください。
酢の選び方にはもう1つある!
酢は原材料を見て選ぶことも重要ですが、
あとはどのように作られているのか…というところも重要です。
私はどちらかというと、製造方法を重視しています。
製造方法は書かれていないことが多いので、わかりにくいですが、
明記してある商品もあるので、選ぶ基準にしてくださいね。
そのあたりはまた触れていきますね。
暑い夏や疲労回復にももってこいの酢。
上手に活用してください♪