【アトピー③】周囲の目やアドバイスの対処法
我が家がステロイド治療をやめて、
できるだけ自然な形で治そうと決断したころから、
娘の肌の状態は日に日に悪化していきました。
ステロイドの副作用なのか、塗っていたところが特にひどかったです。
特に顔や足など、外に出ている部分に湿疹がひどかったので、
外出の時など、色んな人に会えば見られるという状況でした。
子どもも辛いだろうし、かわいそうだけれど、
それに寄り添っている親も辛いですよね。
そして色んな人が色々とアドバイスをくれる、経験談を話してくる…
それを聞いてまたどうしていいかわからなくなる…。
色んな方の影響で、右往左往してしまいます。
今日はそんなことについてふれたいと思います。
まずは親が勉強することから
娘の湿疹がひどくなったことですぐに病院へ行き、
ステロイドを処方されたものを使用して、
それでも良くなる感じがしなかった頃、
私は「ステロイドは怖い薬」「自然に治せる方法はないか…」
そんな漠然とした思いでいました。
そこで始めたのが、
これは良いかも!と思うものを取り入れるようになります。
例えば、水・免疫があがる器具・ローション・オイル・温泉・衣類・鍼・お灸・食べ物・飲料・油・ファスティングなどなどが考えられるでしょうか。。
(我が家がやったことはまた改めて書きます)
けど、うちの子には何が良いのかということよりも、
アトピーにはこれが良い!って書かれているものに飛びつきたくなる感じで、
どれを取り入れたらよいのか、わからないまま取り入れていました。
そんな時、夫と一緒に
ステロイドを使用しない方法が良いと考えている専門家が書かれた資料を読み、
ステロイドの副作用や害などの情報、
他の薬のこと、治し方、治った実績などを調べていきました。
(○○で治る!とか、そういう情報を探したのではなく )
そして、その内容から、我が子にできることは何か…ということを探し、
そして信頼できそうな病院を見つけ、
見ていただき、そこでの治療方針を取り入れました。
その頃から、漠然とした不安がなくなり、
これでアトピーが良くなる!という言葉や
ステロイドは使わない方が良いという安易なメッセージや
これが良いんじゃないか、あれが良いんじゃないか…というアドバイスなど、
どれを受け入れて、どれはいらないのか、
(我が家の状況から)自分たちで判断できるようになりました。
単に不安がってしまって、アチコチにブレてしまうのは、
余計に悪化させてしまう可能性もあります。
②でも書いたように、
アトピーの治療もいろんなパターンがあります。
そのパターンからどれを選択していくのか、
またそれを選んでからも、また選択する日々は続きます。
そんな時に、信頼できる専門家や資料などを参考に、
自分たちのその時の最良を見つけていくには、
色んな情報を調べたり、勉強して、どう取り入れていくのか家族で話し合うことかな…と思います。
まだまだ治療の真っ最中なので、
不安になることもあるし、ぶれるときもあるけれど、
家族で同じ方針でいることができるだけでも安心するし、
先生からの助言などがあるだけで強くなれる。
それぞれの家庭に合う方法を、自分が納得した上でできると良いですね。
で、もしその選択が違った!ということであれば、
またすぐに変えれば良いと思います。
その時、その時の最良なものはないか…と模索しながら、
少しずつ兆しが見えてくると良いですね。
人からのアドバイスや経験談などの対応
自分の子がアトピーだということを相談したのならまだしも、
単に話しただけで悩んでいるわけでもないのに、
あれが良い、これが良い、
これはするな、これは食べるな…などと助言してくる人がいます。
相手が信頼できる人なら、すんなり聞けることでも
よくわからない方から言われると、正直不快に思います(笑)
友人が、
「その人の状況も良くわからないのに、アドバイスするのは、本当のアドバイスではない。」と言っていましたが、私もそう思います。
助言してくれた人も良かれと思っていったことだと思うので、
その気持ちに感謝しつつ、
受け入れるか・受け入れないかは自分で判断できるようになると良いですね。
で、受け入れないとしても、また時期が経った頃に、
これは必要かも…と思えば取り入れたら良いと思います。
自分たちの考えを軸に「参考程度」にしていくと、
気が楽になるのではないかと思います。
保育園での対応
参考程度に、うちの娘が通っている保育園でどのように対応したのかお伝えします。
当初、「春はひどくなる子が多いですからね~」と
心配する私に軽く声をかけてくれていましたが、
日に日に悪くなる姿を見て、だんだんと心配するようになってきました。
心配されるから「今日は預けるのも気が引けるなぁ…」と思うこともありました。
帰省もあったので1週間ほどお休みしたのですが、
戻った後も全然良くなってない状況を見て、
何も言わないけれど、
先生たちの思っていることが伝わってくるような感じで、
逃げるように預け、逃げるように迎えに行く日々もありました。
それでも、我が家でやったことは、
通い始めた病院の先生が書かれた本を保育園分にも購入し、手渡しました。
そして
・この本を書かれた先生の病院へ通っていること
・今まで通っていた病院の治療方針だと治らないように感じたこと
・この先生の考えを理解し、この方法で対応していくこと
・良くなったり、悪くなったりと繰り返しながらだけど、徐々に良くなっていく(と思われる)こと
この辺りを伝えました。
いわゆる自然療法的な治療だけをしている場合、
何もしないネグレクトな親とはたから見たら同じように見えがちなので、
「病院に行っている」
「極端な自然療法をしているわけではない」
そのあたりを理解していただきました。
園からは「園でできることがあれば、なんでも言ってくださいね!」と
言っていただくことができ、理解も深まったと思います。
自然療法的なもので取り組んでいると、
一般的には伝わりにくいものだったりするので、伝え方がとても難しいと思います。
(いずれにせよ、こういうことがあるので、
信頼できる病院にはかかっておいた方が良いと思いますが…)
恐らく、「この子に一生懸命関わってます」ってことが伝わったら、
理解してもらえなくても、協力はしてくれるんじゃないかと思います。
そして少しずつ良くなっていく姿を見れれば、
その考え方・治療方針も受け入れてくれるようになるのではないかと感じます。
根気のいることですが、
保育園とかかわっていく以上、良い関係でもありたいし、
子どもたちが日中のほとんどを過ごす大切な場なので、
できるだけ理解していただけるように頑張りましょうね。