【アトピー②】どんな治療を選択していくのか…
アトピーに対して、どんな選択をするのか…
治療には、いくつかパターンがあると思いますが、
大きくは2パターン(ステロイドを使用する/使用しない)があるのではないでしょうか。
ただ、それにはそれぞれのメリット・デメリットが考えられます。
我が家はその2つを照らし合わせ、どのようにしていくのが良いのか話し合いました。
※単なるアトピーの子をもつ母親として書いています。
専門家ではないので、参考程度にしてください。
ステロイドを使ってきれいにしながら、少しずつ免疫を強くしていく
これは一般的な病院でやられている方法です。
私も最初はこの方法を選択し、処方されたステロイドと保湿剤を使いました。
このパターンで対処している人は多いと思います。
辛いかゆみも抑えられ、
見た目もきれいなままで、徐々に薬の量が減らしていける…。
このような形できれいになったという方の話しも多く聞きます。
なので、私自身、ステロイドに対して否定的な考えではありません。
ただ、このデメリットは…
→ステロイドを使用した副作用で、皮膚が薄くなっていく
→ステロイドが蓄積することで、
何かのきっかけにまた再発する可能性がある
→炎症や痒さを抑えるだけで根本の治療ではないので、
大人になるまで使い続けていく可能性がある
→治らないと、徐々に強い薬を処方され、
最終的に使える薬がなくなってしまう
こんなところでしょうか。
読んだ本などによると、詳しいデータはないようですが、
2割ぐらいの方がステロイド治療で治らず、
大人になってからも苦しい思いをしていると書かれていました。
また、本来は小学生に上がるころに自然と治るものなのに、
大人になっても治らない人は
ステロイドを塗ったことで悪化させている可能性があるということも。
アトピーは、ステロイドを塗ったことで起こる!という方もいます。
ステロイドに助けられた人もいれば、
ステロイドで辛い思いをする人もいます。
そこが選択を迷う部分なので、難しいところです。。。
我が家の場合は、もともと肌の弱い感じがしていたので、
このまま治らずに、どんどん強い薬になっていくのではないかという不安もあり、
そしてその時にステロイドをやめようと決断することになると、
より強い副作用と戦うことになる、
そしてその頃には、年齢的に保育園、小学校など通いにくくなる可能性がある、
女の子であること、、、
このようなことを踏まえ、
この治療法を、この年齢・時期だから、変更することにしました。
(その子の年齢や状況によってこの考えは変わっていたと思います。)
ステロイドを使用せずに治していく
最初からステロイドを使用せずに治していく方法も、
病院など専門家にかかる場合と自分で対処していくやり方があります。
また、ステロイドを使用した経験がある人が、
違う治療方法がないか考えることがあると思います。
(我が家はこのパターンです。)
ただこのパターンにも、大きな痛み・苦しみが伴います。
→この考えで治療をしてくれる病院を探すのが難しい
→ステロイドを使用した場合、やめたときの副作用(リバウンド)がある
→長期戦になる可能性がある
→周囲の人に受け入れてもらえない、ネグレクトと思われる
→それで治るかもわからない
→アトピーのことが生活の中心になってしまう(夜寝れない)
→かゆがっている姿を見るのが苦しい
→金銭的な負担も大きい
などなど、こんな感じでしょうか…。
なかなか良い病院などが見つからず、
自分で調べて自然療法的なことを少しやってみる…
でも良くなっているのかわからず、また別の方法を試したくなる…
それでも一向に良くならないような。
じゃぁ次はこれを試してみよう、そんなことを繰り返す。
これで治る!みたいな情報に飛びつきたくなる気持ち、
とってもよくわかります。
私自身も、できるだけ自然な形で治してあげたい、
早く結果を出したいと思うので、
色々と模索し、実践もしましたし、継続中のこともあります。
これには、心の負担も大きいし、お金の負担もかかります。
病院なら、地域にもよると思うけれど、
原則乳幼児は診療・薬などすべて無料。
病院が処方される薬は無料で手に入ります。(賛否両論ありますが…)
ただ、別の方法を実践しようと思うと、
色々とお金がかかってきます。
我が家も、ステロイドを使用しない方法で治療していくと決めてから、
あれやこれやと取り入れました。
(詳しくはまた改めて書きますね。)
結構お金がかかりました…。
長期戦になることを考えると、心の部分で芯がないと
気持ちもなえてしまって、気力がなくなるというか…。
よくなってきたな、なんて思っていると、
またカキカキしてしまって振出しに戻る…なんてことが多々。
そして夜もぐっすり眠れないから、日中もやる気が出ない、
子どももぐずる…。そんな日もあります。
これは良くなってきた頃に、またすごいかいている写真。
やめさせるのは辛いので、できるだけ気がそれることをしたりします。
けど、またこんな感じに赤みが出てきてしまう。
これは小さいけど、全体に広がるときもあり。
私自身、この2ヶ月ほど、結構振り回されていて、心が疲れた状態です。
でも、これで治るのかな…と不安に思いながら薬を使い続けているよりも、
これで良かったのかな…って思っています。
このような方法で取り組んでいる家庭の大変さや辛さ、悩みなど、
体験して初めて知りました。
この経験はのちに活かされる、役に立つ!と信じて、
今を乗り切るしかありませんね。
どちらにせよ、病院はかかるべき
で、2パターンの方法について書いてみましたが、
どちらにせよ、心配と不安などがつきまとうのは確かです。
私が良かったと思うのは、1~3か所の専門家に見てもらったことです。
保育園の先生たちなどの助言なども加わると、もう少し。
我が家の場合、ステロイドを普通に処方する病院に最初行って、
言われるまま薬を塗り、でもなかなか治らなくて、路頭に迷い始めました。
その時、病院は信用できない…と思って、自然な方法を模索し始めます。
けど、探してみたらステロイドを使用しない病院もあるし、
皮膚の状態や生活状況を見ながらその子に合った対処法を指導してくれるところもありました。
具体的にはまた改めて書きますが、
我が家の場合、病院に関しては、
ステロイドを処方する一般的な病院
↓
ステロイドに批判的な自然療法の病院
↓
ステロイドではない薬や漢方などを処方を中心に、
でも必要な時はステロイドも処方する病院
こんな感じで、病院が移動しています。
それにプラスして、よりよい環境づくり(自然療法的な)ことを合わせてしています。
病院には行かず、他の方法で治すという考えもあるかもしれませんが、
感染症などの可能性などもあるし、
たくさんの症例を見てきた医師に見て判断していただくこともできます。
信頼できるかどうかは行ってみないとわからないし、
通っていて疑問に思うことも出てくるかもしれません。
ただ、その時・その時に最良だと思うところを調べ行き、
自分の不安、思いなどを伝え、
できるだけ信頼できると判断したところを見つけられると安心感も高まると思います。
そこで先生より指示されることが自分の中ですんなり聞き入れられるのであれば、
やってみるというのも1つだと思います。
親がど~んと構えていられるかどうかも、
治りの速さ・お子さんへの安心感などに影響を与えると思うので、
できるだけ自分が心地良いように過ごせると良いですね。
次回は、周囲の目やアドバイスなどに対して書きたいと思います。