講座に払える金額からみる、今後の展望
宇治市での3回講座が終わりました。
宇治市主催、無料講座ということもあり、
参加者のほとんどが高齢者。
私の父(70歳)、母(66歳)よりも年齢が上の方々が多いように感じました。
当初、高齢者の方にお話ししてもわかってもらえないんじゃないか…
なんて思ってしまいましたが、(ごめんなさい!)
話し始めた途端、前のめりで聞いてくれ、質問もとても多く、
健康で長生きしたい!もっと生活を豊かに暮らしたい!
そんな意欲を感じることができました。
この講座をきっかけに、
高齢の方々にももっと話しを聞いていただく機会を作りたい!と
強く感じるようになりました。
ただ、どのようなアプローチがあるのか、見当もつかず、
模索していたのですが、
今回いただいたアンケートで、とても興味深い内容が回収できました。
この講座は無料だったので、
「有料でこの講座を聞くとしたら、いくらぐらい支払えるのか」そんなアンケートを取ってみました。
私の狙いは、
「私の講師料はいくらぐらいが妥当か」を聞いて、
今の講座代が妥当なのか、どうなのか確認したいという思いだったのですが、
ちょっと説明不足で、
「講座を受けるにあたり、自分が払える金額」を書いてくださる方が何人も。
それが、その金額にとても驚きました!
300~500円がほとんどでした。
健康で長くいるために、勉強したり学んだりすることに前向きですが、
参加費として出せる金額は、シビアなんですね。
年金暮らしということもあるだろうし、
無料で聞ける講座など、市町村で企画されるものも多いから、
わざわざ高額なお金を払って、学ぶ方は少ないのかな…と感じました。
今は年金もあり、医療費、介護保険、公共機関など、
自己負担は少ないのは当たり前の世の中でもあるし、
こういう金額になるのも、納得です。
だからといってお金がないわけじゃないと思うので、
人口が多い、この年齢層の方々に意識を少しでも変えてもらい、
調味料や普段の生活の見直しをしていただけるのは、
大きな変化につながります。
こういう方々に聞いていただくためには、
市町村、企業、病院、施設と一緒にさせていただくのが良いのかな…
そんな気付きをいただくことができました。
もともと介護に興味があり、
介護に関わるメーカーに勤務もしていました。
その時の感情が少し戻ってきたような感覚です。
これからの活動を少し考えるきっかけになりました。
良い機会をありがとうございました!
また宇治にも行けそうで、とっても嬉しいです!!