ホンモノのみりんの基礎知識
みりんを飲んだことがありますか?
ホンモノのみりんって、とっても美味しいんです。
私も勉強するまでは飲んだこともなかったですし、
本みりんを使っていればいいのかと思っていましたが、
初めてホンモノのみりんを飲んだときは、かなりの衝撃でした‼
ぜひ味わってほしい調味料です。
※アルコールが14%前後入っていますので、運転する方や未成年の方などはご注意くださいね。
みりんの原材料
ホンモノのみりんの原材料は、もち米・米麹・焼酎」です。
多くのみりんがタイ米などの外国産の米を使用していますが、
こだわっているところでは国産の原料を使用しています。
一般的な本みりんは「もち米・米麹・醸造アルコール・糖類」、
米焼酎ではなく、醸造アルコール(麦、コーン、サトウキビなどが原料)を使用し、
使われるもち米の量を減らしたり、かさ増しをする関係で甘さが足りないため、
糖類を追加しているものが多く存在します。
特にもち米などの原料もタイ米などの外国産米が使われています。
簡単な工程
主に春や秋ごろに仕込まれ、約40~60日間糖化・熟成期間を経て、絞ります。
絞ったみりんはすぐに出荷されるのではなく、1~3年ほど寝かせ、
オリを取り除いて出荷されます。
かなりの手間と時間がかかるんですね。。。
みりんは調味料として使われますが、アルコールが入っているお酒です。
酒税法でも管理されれています。
質の良いみりんは高い(1,000円前後/700~1,000ml)イメージがありますが、
お酒と思ったらそんなことはありません。
むしろ、絞ったあとも1~3年も置いてか出荷されるため、
そのコストなどを考えると、むしろ安く感じるのではないでしょうか。
使い方
煮物やめんつゆなどには、醤油:みりん=1:1の割合で入れるのが良いでしょう。
煮物などに使用する場合は、みりんのアルコールを飛ぶまで火を入れてください。
それ以上甘くしたい場合は、みりんを追加するとくどくなるので、
砂糖などで調整した方がピシャッと味が決まります。
ぜひ良質なみりんを使ってみてください。