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砂糖が悪者と勘違いされやすい事例 & 大阪講座案内

『砂糖、特に白い砂糖は悪者』という情報をよく耳にします。

 

それは本当なんでしょうか。。。

私は砂糖の講座をしながらも、ずっと考えてきました。

 

正直、研究者ではないので、

さまざまな資料、講座を参考に調べているのですが、

今でもよく考えます。

 

でも、糖質は生きていくうえで欠かせないもの。

そして甘いものはみんな好き。

 

だから簡単に言うと、

上手に付き合っていくのが良いと思っています。

 

そんな中、1つ気になっているデータがあります。

今日はそのことについて触れますね。

 

すべてを砂糖に置き換える

時々、ジュースの中にどれぐらい糖が含まれているのか、

ジュースの横に白砂糖や角砂糖を置いている写真を見かけます。

 

matome.naver.jp

 

こんな感じで、

「このジュースにはこんなにも砂糖が入ってるから危険だ!」みたいな。

 

でも、よく考えてほしいのですが、

その飲み物に入っているのは『炭水化物(糖質)』ではあるけれど、

ほぼ『砂糖』ではありません

 

『糖』『糖質』全般を考えるきっかけにできるのであればいいのですが、

砂糖が悪いように伝わるのはちょっと違う気がします

 

現在、主に甘みとして使われるのは、『異性化糖』と言ってブドウ糖果糖液糖』。

原材料の表示を見ると、

液体のものの甘味はこのブドウ糖果糖が入っている場合が多いです。

 

例えば、調味料でいうと、

すし酢の甘味、ドレッシング、めんつゆ、ポン酢、ソースとか、、、

そしてガムシロップも。

スーパーで良かったら表示を確認してみてください。

 

このブドウ糖果糖液糖は、ものにもよりますが、

ブドウ糖が55%、果糖が45%ぐらいの割合で含まれています。

 

ブドウ糖と果糖の量を考えると、

砂糖(ブドウ糖50%、果糖50%)とあまり変わらない部分ではあるかもしれません。

 

ただこのブドウ糖果糖液糖は、砂糖ではありません

原料はトウモロコシからとれるデンプンを酵素分解したもの。

このトウモロコシはほぼ遺伝子組み換えだとされています。

 

砂糖もブドウ糖と果糖でできているので、

配合比率的にはさほど変わりはありませんが、

元の原料が違います

 

 

データの説明の中には『この中に入っている砂糖の量』と書かれていたりしますが、

砂糖ではなく、糖分と考えないといけません。

 

 

原料が何なのか、そこまで考えよう!

砂糖もブドウ糖と果糖が合わさった構造でできていて、

ブドウ糖果糖液糖もブドウ糖と果糖でできています。

 

カラダの中に入ったら、同じだし、

さっきのデータは砂糖と考えても良いのではないか…??

 

そんな風に考える方もいるかもしれません。

 

確かに、糖という観点からは同じものです。

 

ただ、この写真などを見ると、

白砂糖で表現されることが多く、

勘違いをしてしまう方はたくさんいるように思います。

 

ジュースなどに入っている糖の原料は「トウモロコシ」。

サトウキビやてんさいなどで作られる砂糖とは違います。

 

そう考えると、

気をつけなければいけない「糖」は、もっと別にあることに気付きませんか?

 

大阪で砂糖の講座行います!

通信教育の監修をしました、国際食学協会主催の講座です。

一般の方でももちろん参加可能です。

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カダラへの影響だけでなく、さまざまな観点から砂糖を考え、

どう選んでいけばよいのか判断しませんか?

 

■日時:H30年8月19日(日)13:00~14:30

以下、詳細は下記のアドレスをご確認ください!

 

ぜひお待ちしています!

www.shokugaku.net