ホンモノって…⁈
「食の大切さに気付いたら、まず調味料からホンモノに…」というコンセプトで、
もう6年ほど調味料講座をしています。
私の中で、「ホンモノ」という言葉はとても大切に使ってきていて、
講座の中でも、ホンモノとは何か…ということを冒頭でお話ししています。
ただ、この1年引っ越しをして私のことを知らない方が多い中で
また新たに講座などの仕事をしていくことになったとき、
このコンセプトを少し変える必要があると判断しました。
芯・思いはまったく変わらないけれど、
伝え方を変えないと、伝わらない気がしました。
そこで、もう一度、自分の中で「ホンモノ」って何だろう?と自問自答するようになりました。
そもそもホンモノって!?
調べてみると…
ほんもの【本物】
① 本当の物。偽りでない物。 ⇔ 贋物にせもの 「 -の味」
② もとの物。実物。 「 -と同じ大きさに作る」
③ 本格的であること。 「あの人の絵は-だ」 「ここ二、三日の冷えこみは-だ」
出典 三省堂大辞林 第三版について
このように出てきます。
使い方にもよるけれど、一般的に、①の考え方でとらえるのではないでしょうか。
なので、ホンモノの調味料の反対は、ニセモノの調味料。
ニセモノの調味料というと、添加物が入っているとか、自然な方法で造られてないなどのことを言い、ニセモノと区別するために「ホンモノ・本物」という言葉を使う人・イメージする人が多いと思います。
なので、私が講座の告知で「ホンモノ」と使えば使うほど、添加物の話しやカラダにいかに良い・悪いということを伝える講座ではないか‥という風にとられてしまっているような気がしたんです。
ただ、私の使っている意味は違います!
ホンモノって、自分の中で納得したものを選んでいたら、どんなものでもホンモノだと考えています。
例えば、調味料でいうとなぜこの調味料を買ったのかということに
何となく良さそうという感覚ではなく、
理由をはっきり言えるものを購入していれば、それで〇。
その基準をどのように持つかという考え方を伝え、自分の中の「ホンモノ」を見つけて行く講座です。
原材料のことや工程のこと、そして調味料メーカーさんのことをお伝えすることで、
たくさんある商品から、自分が一番重視したいところは何か考え、選ぶ基準を作っていくこと。
それがホンモノかな…と。
毎日使う調味料を、自分の基準で選べるようになると、料理も生活も1ランクUPした感覚になって、楽しくなる!
私はそんなことを伝えたいと、講座をしています。
で、新たなコンセプト!
ホンモノ⇔ニセモノと捉えがちなところを区別したい!
「ホンモノ」という言葉はこれからも使っていきたい!
そんな思いで、色々と考えた結果、行きつきました。
「ホンライあるべき調味料を、自分のモノサシ(基準)で選べるようになること…」
自分のものさし(基準)が作れる!ホンモノ講座みたいな感じかな。
こじつけ感はあるものの(笑)、私の伝えたい言葉かなと思います。
良く使用しているこの写真も、変更しないといけないな!
(って、写真も4~5年前~。)
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講座スケジュール、お問い合わせなどはHPより