【高知・塩】土佐の塩丸(完全天日)を見学
家族旅行でお盆に四国旅行へ行ってきました。
名古屋からはかなり遠いので、
神戸のお家(旦那さんの実家の別荘)で1泊し、
それから四国に入るというスケジュール。
黒潮町には完全天日製法で塩を作るメーカーが5社あり、
他の製法のものを含めるともっとたくさん。
道の駅はこんな感じで、塩が販売していました。
こんなの見ると、ワクワクしちゃいます♪
そしてこの中の数社、見学させていただきましたが、
今日は土佐の塩丸さんのことを…♪
2代目に案内していただきました!
高知黒潮町の太平洋沿岸を走ると、塩丸の製塩所に到着します。
そこから見える海。
台風が近づいていたので、波は高かったですが、とてもきれいでした!
そしてここが製塩場所。
2代目の吉田拓丸さんに案内していただきました!
塩は専売法があった時代、自由に作ることができませんでした。
その法律が廃止されたのが1997年、
完全に自由に販売ができるようになったのが2002年です。
これを機に、全国様々なところで製塩が復活したり、
新たに作られるようになったりしています。
なので、まだその歴史は浅いため、2代目というのはとても珍しいことです。
それがなぜなのかというと、
専売法の時代から国に許可をいただき製塩をされていたそう。
全国各地に、国から許可をいただき製塩されていた場所があるのですが、
その1つだったんですね。
(製法を文化として残していくためだったり、研究のためだったりします。)
どのように作っているのか…
まずは海水を濃い海水にしていきます。
ここで海水を循環させることによって、水分が蒸発し海水の濃度が高くなっています。
そして濃くなった海水はビニールハウスの中でじっくりと塩の結晶を作ります。
日本は雨の多い地域なので、このような屋根のあるお部屋で作られます。
火を使わずに作られるため、塩になるまでに1ヶ月以上かかるとか。
黒潮町でこの作り方が多いのは、
全国的にも日照時間が長いからということでした。
ただこの結晶になるまでの間、何もしないわけではなく、
ミネラル分が均等に結晶になることや
結晶の大きさをどのようにするのかを決めながら、
1つ1つの桶の中を撹拌していく作業を行っています。
猛暑の中、伺ったのですが、
このビニールハウスの中はなんと50℃!!
湿気も多く、サウナの中にいるような感じでした。
家族で見学に行きましたが、興奮している私以外、
全員1分ももたず。。。
(私は熱さも気にならないぐらい、じっくり見てたかったけれど…)
結晶も触らせていただき、味見もしました!
塩の名前に「丸」(実際には作っている人の名前にも)がついているだけあって、
とても丸みがあって優しい甘さがを感じるお塩でした!
これでおにぎりしたら、めちゃくちゃおいしい!!
黒潮町では珍しくないですが、
全国的にはこの作り方はとても珍しいです。
量が取れないこともあり、金額は高くなってしまいますが
購入する価値、アリです!
詳しい製塩の説明は、HPにも掲載されていましたので、
良かったらご確認下さい♪
佐賀製塩所にも…
1代目がやられている佐賀製塩所にも行かせていただきました。
そこにはお母様がいらしたので、(奥様とお子さんも♪)
なんだかんだ結構長い時間、いろんなお話をさせていただきました。
このログハウスの前で塩を作っています。
ネット式の枝条架で、濃度を濃くしています。
今回は台風が近かったので、動いていませんでした。
そしてこちらは2段式で天日製法で塩を作っています。
こちらでできる塩も、2代目に案内していただいた塩も
同じように作っていても味が違うとか。
(このハウスの中の1段目、2段目でも違ってくるようです。)
そんな話を聞くと、塩ってとても奥深く、
もっとじっくり味わっていただこうと感じます。
今回購入させていただいたお塩がこちら!
灘で作られている(2代目がいた場所)のがコチラ。
佐賀で作られているのがコチラ。
パッケージなどもこだわっていて、プレゼントにも最適ですよね。
ぜひぜひ皆さんも味わってみてください♪
【初代】天日海塩「土佐の塩丸」 200g×1袋【代引き不可】郵便レターパックがお得です!
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