【塩@沖縄】北谷の塩の工場見学
2月は我が家にとって誕生日が2名、結婚記念日などがありイベントが続く月。
なので、まとめてお祝いするために旅行へ行きます。
寒い時期ということもあって大抵沖縄になることがおおい。
で、今回も沖縄へ行ってきました!
今までもいくつか塩の見学をさせていただいたのですが、今回は初めて「北谷の塩」へ。
逆浸透膜を使った塩作り
北谷の塩は沖縄に飲み水を確保するため作られた「海水から真水を作る(逆浸透膜)」施設で出た、残った濃い海水を使って作られています。
海に囲まれたところですが、飲み水の確保が難しい沖縄は、よく断水をしていたそう。
観光事業で成り立っている沖縄にとっては一大事なので、そこで海水から真水がつくられるようになりました。
以前は真水は一般家庭へ、残りはまた海へ捨てられていたそうですが、このような循環になるのもステキなことだと思います。
なので浄水施設の横に「北谷の塩」の施設はあります。
奥にあるのが浄水場。
塩作りの思いが熱かった!
北谷の塩は、事前に連絡をすると見学案内してくださいます。
今回は、夕方近くだったこともあり、塩作りはすでに終了した時間だったのが残念でした。
塩について、熱く教えてくださいました!
パネルやサンプルなども置いてあり、とても勉強になりました!
写真はすべて次女が撮影しています。
あまり使える写真がなかったんだけれど、その中の1枚♪
海水から真水を取った「濃い海水」が浄水場から送られ、再度逆浸透膜を使って濃度を濃くしていきます。(7%→12%へ。)
7%から窯で炊いて作る光熱費と、逆浸透膜の装置を入れる設備投資を考え入れることにしたそう。
そしてそこから出る真水も販売されているそうです。
※逆浸透膜で作られた濃い海水には、ミネラル分は残るので、私自身はそこまでマイナスなやり方だと思っておりません♪
より濃くなった海水は、圧力釜で炊かれ塩になっていきます。
ということで、この塩の工程は「逆浸透膜・立釜」。
海水が送られてきてから、塩になるまで一切外気に触れることなく塩にすることで異物の混入なども防いでいるそう。
かなりの量の塩を作られているので、そのあたりも考慮されていました。
浄水場から今までは捨てていた濃い海水をいただき作ることができるという点で、
一般の塩に比べ安価な金額で提供できるメリットも。
タイなど、外国からの視察も!
タイなど人口が多くなっている国では食糧確保の問題も大きな社会問題です。
そんな中、このような方法で安価で大量に塩が作れる製法を取り入れていこうと考えていることも納得です。
長女も一緒に記念撮影♪
私は大量に塩を使用するとき(パスタをゆでる、塩麹を作る)などの時に使おうと思っています。
沖縄に旅行に行かれる際には、ぜひいかれてみてください♪
たくさんのお土産もいただきました!ありがとうございました!